最近、ChatGPTや生成AIの使い方を見ていると、
「YAML(ヤムル)形式で指示を書く」という話をよく見かけるようになりました。
でも正直なところ、
- YAMLってなに?
- プログラミングっぽくて難しそう
- 知らないとAIを使いこなせないの?
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
私自身も、最初にYAMLを見たときは
「これはちょっとハードル高そうだな…」と思いました。
この記事では、YAMLをまったく知らない人でも、ChatGPTで気軽に活用できる考え方を、できるだけやさしく解説していきます。
結論:YAMLは「知らなくても使える」
まず結論からお伝えします。
ChatGPTに指示を出すのに、YAMLは必須ではありません。
普段どおり、日本語で話しかけるだけでも、ChatGPTは十分に理解してくれます。
ではなぜ、あえてYAML形式で指示を書く人が増えているのでしょうか。
理由はとてもシンプルで、
- 指示内容が整理しやすい
- 修正したい部分が見つけやすい
- 何度も使い回せる
といったメリットがあるからです。
YAMLは「覚えるもの」ではなく、
考えを整理するための“型”だと思うと、一気に身近になります。
YAMLってそもそも何?(超ざっくり)
YAMLとは、一言でいうと、
人が読みやすい形で情報を整理するための書き方
です。
プログラミングの知識がなくても大丈夫で、
使うのは基本的にこの3つだけ。
- コロン( : )
- 改行
- 少しの字下げ(インデント)
たとえば、こんな形です。
model:
age: 30代
nationality: 日本人
style: ナチュラル
usage: 商用
やっていることは、とても単純です。
「項目ごとに分けて書いている」だけなんですよね。
なぜChatGPTと相性がいいの?
ここがポイントなのですが、
ChatGPTはYAMLを厳密なデータ形式として処理しているわけではありません。
実際には、「YAMLっぽく整理された文章」として読んでいます。
だからこそ、多少ラフでも問題なく、初心者でも使いやすいのです。
文章だけで指示を出すと、
- 条件がごちゃごちゃになりやすい
- どこを直せばいいかわからなくなる
- 同じ説明を何度も書いてしまう
といったことが起こりがちです。
一方、YAML形式にすると、
- 条件が項目ごとに分かれて見える
- 修正したい部分だけ変更できる
- テンプレとして保存しやすい
というメリットがあります。
感覚としては、「考えを整理するためのメモ」に近い使い方です。
YAMLを知らない人が最初にやるべきこと
日本語の指示を分解してみる
まずは、普段どおりの日本語で考えます。
たとえば、
30代の日本人女性で、ナチュラルな雰囲気。商用で使いたい。
この文章を、頭の中で分けてみます。
- 年代
- 国籍
- 雰囲気
- 用途
それだけでOKです。
ラベルをつけるだけで十分
次に、それぞれに名前(ラベル)をつけます。
model:
age: 30代
nationality: 日本人
style: ナチュラル
usage: 商用
中身は日本語のままで問題ありません。
英語にする必要もありません。
最初は「穴埋め感覚」で使う
一からYAMLを書こうとすると、少し構えてしまいます。
なので最初は、こんな枠を用意するだけで大丈夫です。
purpose:
conditions:
style:
output:
あとは、そこに文章を入れるだけ。
purpose: 商品画像を作りたい
conditions: 30代の日本人女性
style: ナチュラルで清潔感
output: プロンプトを作ってほしい
これだけで、立派なYAML活用です。
最大のコツ:YAMLはChatGPTに整えてもらう
YAMLに慣れていないうちは、
自分で完璧に書こうとしなくて大丈夫です。
おすすめなのは、
この内容をYAML形式で整理してください
と、そのままChatGPTにお願いしてしまうこと。
自分は「何を作りたいか」「何を伝えたいか」を考えるだけ。
整形や構造化はAIに任せる。
この分担が、一番ラクで続けやすい方法だと思います。
よくある誤解と注意点
YAMLについて、よくある誤解も少しだけ。
- 完璧なYAMLを書こうとしなくていい
- インデントに神経質にならなくていい
- YAMLを書くこと自体が目的にならない
一番大切なのは、「相手(AIや人)に伝わるかどうか」です。
まとめ:YAMLはスキルではなく「道具」
YAMLは、
- プログラミング知識が必要なものではなく
- 勉強して覚える対象でもなく
- 思考を整理するための道具
です。
ChatGPTを使っていて、
「ちょっと整理したいな」「あとから直しやすくしたいな」
そう思ったときに、文章の代わりにYAMLっぽく書いてみる。
それくらいの距離感で、十分活用できます。
必要になったときに、必要な分だけ。
それが、YAMLと長く付き合う一番のコツです。


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