毎日掃除しても消えない「ホコリ」にうんざりしていませんか?
「昨日掃除機をかけたばかりなのに、テレビ台にもう白くホコリが積もっている…」 「窓を開けていないのに、なぜか部屋がザラザラする」
こんな経験はありませんか?
多くの人が、ホコリが溜まるのは「自分の掃除が足りないからだ」と自分を責めてしまいがちです。
しかし、声を大にして言わせてください。
それはあなたのせいではありません。家の「空気環境」のせいです。
実は、ホコリの量は「掃除の頻度」だけで決まるものではありません。
「流れる空気の環境」と「家の隙間」によって、ホコリの溜まりやすさは劇的に変わるのです。
今回は、なぜ「高気密高断熱の家」だとホコリが少ないという口コミが多いのか、そのメカニズムと、ホコリの出にくい家づくりの秘密を徹底解説します。これを読めば、これからの掃除の常識が変わるかもしれません。
1. なぜ「高気密な家」はホコリが少ないのか?
結論から言うと、高気密高断熱の家でホコリが少ない理由は、「外からの侵入を防ぎ」かつ「中のホコリを効率よく排出している」からです。
一般的な住宅では、目に見えない隙間が無数に存在します。
これに対し、高気密住宅はこの隙間を極限までなくして作られています。
家そのものが「高性能なフィルター」になる
隙間が多い家(低気密な家)は、換気扇を回すと、本来の給気口ではない「壁の隙間」や「床下の隙間」から勝手に空気を吸い込んでしまいます。
これがショートサーキットと呼ばれる現象です。
一方、高気密な家は隙間がないため、空気の入り口は「フィルターの付いた給気口」のみに限定されます。
つまり、家全体が巨大な空気清浄機のような構造になり、汚れた空気が入る余地がなくなるのです。

2. ホコリの正体と「侵入経路」を遮断する
そもそも、家の中のホコリはどこから来るのでしょうか?
大きく分けて2つの発生源があります。
- 外部由来: 砂埃、花粉、PM2.5、排気ガスの粒子など
- 内部由来: 衣類の繊維、布団の綿埃、皮膚片、紙クズなど
隙間風=掃除機がゴミを吸い込んでいる状態
「高気密だから隙間風が入らない」というのは、単に寒い・暑いだけの話ではありません。
隙間風は、外の砂埃やPM2.5を家の中に引き込む「掃除機」のような役割を果たしてしまっています。
従来の家では、風が吹くたび、換気扇を回すたびに、フィルターを通していない汚れた外気が、サッシの隙間やコンセントボックスの裏側から侵入していました。
これが、拭いても拭いてもザラつく砂埃の原因です。
高気密住宅のメリット:
- 物理的遮断: 隙間がないため、物理的に砂埃や花粉が入り込めない。
- 計画的な給気: 空気を取り込む場所(給気口)には高性能フィルターが設置されているため、空気中の汚れをキャッチしてから室内に取り込める。
これが、「外からのホコリ」が劇的に減る理由です。

3. カギを握るのは「24時間換気システム」と空気の流れ
「でも、家の中で出る綿ボコリや繊維クズはどうなるの?」と思いますよね。
ここで重要になるのが、「空気の流れ方(エアフロー)」です。
ホコリを「溜めない」空気のデザイン
高気密高断熱住宅では、法律で義務付けられている「24時間換気システム」が非常に効率よく機能します。
- 低気密な家の場合: 隙間だらけなので、計画通りに空気が流れません。部屋の隅や家具の裏で空気が「よどみ」、そこにホコリが溜まり続けます。
- 高気密な家の場合: 入り口から出口(排気口)まで、川の水が流れるようにスムーズに空気が動きます。
常に空気が動いていることの重要性
メモにもあったように、「空気を常に動かすこと」が重要です。
微細な繊維クズやチリは、空気が動いていれば床に落ちる前に排気口へと運ばれていきます。
また、仮に床に落ちたとしても、人が動く程度の気流で再び舞い上がり、計画換気の流れに乗って排出されやすくなります。
つまり、「気づかないうちにホコリが換気システムによって回収されている」状態を作り出せるのです。
ポイント ホコリの出にくい家にするには、単に隙間を埋めるだけでなく、家具の配置や給排気口の位置を含めた「空気の流れのデザイン」が不可欠です。
4. 結果:掃除の手間がどう変わる?
では、実際に高気密高断熱の家に住むと、日々の家事はどう変わるのでしょうか?
① 棚やテレビ裏の拭き掃除が激減する
外からの砂埃が入らないため、テレビ台や棚の上を指でなぞっても「黒くならない」「ザラザラしない」という声が多く聞かれます。
週に1回必要だった拭き掃除が、月に1回で済むようになることも珍しくありません。
② ロボット掃除機が本領を発揮する
24時間換気によって空気が動いているため、重たいホコリは床に落ち、軽いホコリは排気されます。床に落ちたホコリは、ロボット掃除機にお任せすればOK。
「家具の裏だけホコリだらけ」という現象が減るため、ロボット掃除機+週末の軽い掃除だけでキレイな状態をキープできます。
③ 布団や衣類のホコリも減る
高気密高断熱の家は、湿度管理もしやすくなります。
適切な湿度(40〜60%)を保つことで静電気の発生を抑え、壁やカーテンへのホコリの吸着を防ぐことができます。
5. まとめ:ホコリを制するものは暮らしを制する
「高気密高断熱の家はホコリが少ない」という噂は、科学的な根拠に基づいた事実と言えます。
- 高気密(隙間なし): 外からの砂埃・PM2.5を物理的にシャットアウト。
- 計画換気(空気の流れ): 家の中の繊維クズをよどませず、効率よく排出。
「どうしたらホコリの出にくい家になるのか?」 その答えは、【空気の流れ方】と【外と内の遮断の仕方】を徹底的にコントロールすることにありました。
もしこれから家づくりをされるのであれば、断熱性能だけでなく、「C値(気密性能)」や「換気システムの種類(第一種換気など)」にも注目してみてください。
ホコリが少ない家は、掃除がラクなだけでなく、家族が吸い込む空気もキレイだという証拠です。

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たてコデ


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