ここ数週間で、AI界隈が一気に盛り上がりを見せているのがNanobanana Proの登場です。
Google生成モデル(Gemini)が使えるようになったことで、日本語の扱いが格段に向上し、SNSでも「バナーが自然に作れる」「日本語入りのサムネが綺麗すぎる」といった歓声が続々と上がっています。
もともとNanobananaは商品画像やキャラクターシート制作に強いAIツールでしたが、今回のアップデートで“AI漫画制作”という新しい領域に一歩踏み込んだ印象があります。実際に触ってみると、その進化のスピードに驚かされるばかりでした。
Googleモデルで作れる安心感と日本語生成の自然さ
これまで日本語テキストの自然さではSeedreamが抜きんでていましたが、Googleモデルを使えるNanobanana Proが登場したことで状況は大きく変わりました。
日本語の吹き出しや説明文がとても自然に入るだけでなく、企業としても「中華系AIは避けたい」と考えるケースが多い中で、Googleで生成できるというのは大きな強みです。
漫画制作のハードルを一気に引き下げてくれる、そんな安心感があります。
今回は「著作権マンガ」を実際に作ってみた
私も試しに、以前ブログで取り上げた“画像生成AIと著作権”に関するストーリーを、Nanobanana Proを使って漫画化してみました。結果はというと、正直想像以上。
コマの雰囲気、キャラクターの統一感、日本語の入り方、どれも「これ本当にAIでここまでできるの?」とびっくりしてしまうほどの完成度でした。
もちろん、ところどころ誤字があったり、表現が微妙にかたい部分もありましたが、吹き出しの文字は後から修正ができるので大きな問題ではありません。全体としてのクオリティは十分“作品”と呼べるレベルです。(以下の漫画は無修正です)



Freepik Spacesで制作が驚くほどスムーズに
漫画制作には Freepik の Spaces を利用しました。
Spacesは作業環境として非常に優秀で、アイデア出し・画像生成・動画生成・参照設定がすべてひとつの画面で完結します。今回ストーリーをアシスタントに相談することはしませんでしたが、打ち合わせしながら漫画を作りたいときにはアシスタントがかなり役立つと思いました。
キャラクターの統一感がここまで保てるとは…
漫画制作で難しいとされるのがキャラクターの統一。
別のコマを作るたびに顔が変わってしまったり、髪の長さが違ったり、色が微妙にぶれたりすることがよくあります。しかしNanobanana Proの参照機能はとても優秀で、最初にアップしたキャラ画像をベースに、しっかりと“同じ子”として描き続けてくれました。
角度や表情が変わっても違和感が少なく、再生成を繰り返せば理想の一枚を拾える精度が確保されています。
これは漫画制作で本当に大きなポイントです。

漫画制作が「特別なスキル」ではなくなる未来
今回制作してみて強く感じたのは、漫画制作はもう“絵が描ける人だけのものではない”ということです。AIがここまでサポートしてくれることで、ストーリーを考える人が漫画を持てるようになる。これこそAI活用の醍醐味だと思います。
もちろん、AIの力だけで完璧な作品が作れるわけではありません。
ストーリーの構成、伝えたいメッセージ、読者に届けたい空気感──そこには人間のクリエイティブが欠かせません。ただ、AIがその作業を“圧倒的にラクにしてくれる”という点で、創作のハードルは確実に下がっています。
LP漫画・広告・教育マンガ…活用できる場が広がる
今回の著作権マンガを作ってみて、改めて「漫画の使い道ってこんなに広かったんだな」と感じました。
LPの冒頭に入れて見込み客にストーリーを伝えたり、広告としてSNSで広めたり、教育マンガとして難しいテーマを分かりやすく説明したり。
漫画って、人に伝える力が強いんです。
それがAIで高速に生成できるようになったことで、ビジネスにも教育にも娯楽にも、使えるシーンが一気に増えた気がします。
Nanobanana Proは“漫画の未来”を静かに変えている
今回の制作を通して感じたのは、Nanobanana Proは表向きの派手さよりも“本質的な便利さ”が積み上がったツールだということです。
日本語生成、参照精度、Spacesとの連携、どれも“使ってみると分かる強さ”がありました。
漫画制作がここまでスムーズになるとは…正直、ここ数年で一番ワクワクしたAI体験でした。
もし「漫画を作ってみたいけど難しそう」と思っているなら、Nanobanana Proはそのハードルを一気に低くしてくれるはず。
AI時代の漫画制作、ぜひ一度触ってみてください。
以前紹介した著作権関係のブログです↓↓



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